産業用センサーはいままで閉じたシステムの中にあって、システムの仕様にもとづいて、そのシステムが必要とするデータを集めるだけのために取り付けられてきた。ところがこのセンサーデータは決して固定化されたシステムの中に閉じている必要性はかならずしもない。例えば、昨今では気象データはさまざまなセンサークラウドから提供されているデータをネット空間で一般ユーザーであっても広く利用することが出来る。気象・雷雲レーダーの画像、降雨センサー、風向風量センサーのデータ、河川水位測定センサーのリアルデータ。こういったものが日本でも気象庁や国土交通省、東京電力のサイトから利用できるようになっている。
ただしセンサーデータは数値そのままでは解る人にしか解らない。いやむしろ解る人であってもセンサーデータが膨大に存在しているだけでは手に負えない。何らかの形でセンサーデータを咀嚼する処理アルゴリズムが必要になる。つまり数値データであってもテキストデータであってもセンサークラウドから上がってきた生のデータに対して、何らかのセマンティクスやタギングを付けていかなければならない。
さあ、そのカギを握る技術を持つのは誰になるのだろう。
センサー会社がセマンティクス、タギングに延々と取り組んできた会社を買収した。
「センサークラウド」が始まった。
— これまでのあらすじ: センサークラウド、開始。 (via yaruo)