C先生、「極めてごもっとも。その通りですね。それでは、ちょっと調べてみましょうか。ミネラルウォータと水道水でいくつか共通の項目も在りますので、直接比較が可能ですから」。
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項目としては、8項目を選択して比較してみたい。
単位mg/L MW 水道
(1)カドミウム 0.01 0.01
(2)セレン 0.01 0.01
(3)鉛 0.05 0.01
(4)ヒ素 0.05 0.01
(5)フッ素 2.0 0.8
(6)ホウ素 ~5 1.0
(7)亜鉛 5.0 1.0
(8)マンガン 2.0 0.05
この表の最初の2項目、カドミウムとセレンは、ミネラルウォータも水道水も同じ。しかし、3番目以降は、かなり違う。鉛、ヒ素、亜鉛、ホウ素は5倍も水道水の方が厳しい基準値であり、フッ素、マンガンでも、2.5~4倍も水道水が厳しい。
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某タレント、「これだと、水道水の方が安全だと認めざるを得ない」。
C先生、「水道水の基準がどのように作られているのか、というと、水道水を毎日2L飲んでも、健康を害さないように作られているのです。ミネラルウォータの方が4~5倍基準が緩いとすれば、1日に500mLのボトル一本は安全に飲めますという規格になっていると考えると良いのでは」。
某タレント、「ミネラルウォータの方が安全でないということになったら、なんでそんなものを売っているのだ。
C先生、「それは味。もともとミネラルウォータは味を楽しむための嗜好品。最近では、硬度の高い水や、泡の出るミネラルウォータも在って、色々と楽しむのは結構だと思いますが」。
「・・・」
某タレント、「しかし、水道水を飲んでいる人は減っている」。
C先生、「それはその通り。まあ、一旦染み付いた誤解から抜け出るのは難しいですからね」。
某タレント、「しかし、自宅はマンションなので、水道管までは大丈夫だとしても、それから先が心配だ」。
C先生、「それが水道法の限界です。建物や受水槽に入ってしまえば、それから先がどうなっているか、それは水道法の範囲内の場合とそうでない場合があります。受水槽の体積が10立米以上であれば、簡易専用水道とみなされて、建物の管理者の責任によって法律に沿った検査が必要になりますが、検査項目はかなり雑になってしまいます。それ以下の小規模なマンションだと、自治体が基準を定めていますが、簡単な検査義務も無い場合もあります。となると、ある程度、自己防衛しないと駄目かもしれませんね」。